中国人先生のヨガレッスンは無理しませんよ~
私は中国語を生かしたヨガインストラクターとして、東京で活動しながら出会った師匠はアメリカ育ちの日本人でした。
現在その師匠のもとで国際ヨガ資格RYT200を取得のために奮闘中でございます。
週4回は午前中にRYT200のレッスンがあり、木曜日の夜は師匠のレッスンも受けながら、金曜日の夜は自ら中国語を使った中国人向けのヨガレッスンを設けております。
というわけで、木金あたりは昼、夜、昼、夜、ヨガのレッスン三昧になっております。
今週の予定って言うと、
木曜日午前中:RYT200 ➡︎アーユルヴェーダ&インストラクションの勉強
木曜日の夜 :師匠のレッスン➡︎実践の勉強
金曜日午前中:RYT200 ➡︎インストラクションの組み立てについて課題を書き、討論
金曜日の夜 :自分のレッスン➡︎本番!
のように教えもらうこともあれば、ヨガを教えることもしています。
ここで、みなさんは教えてもらいながら、先生はできるのか?という疑問はありますよね^^;
実はヨガを教えるのに、特に資格は必要ありません。
それなりの指導ができれば誰でも先生になれるのです。
ただ、ヨガを指導するのはそう簡単ではないので、資格がなくても誰でも気軽にヨガを教えたりできないです。
私も最初はパーソナルヨガの指導者になってから、指導方法につまづき、さらに勉強をしなくちゃと思って、RYT200を受講することにしました。
私の場合は資格というよりかは、指導方法の中身が必要でした。(特に今の師匠の指導方法について)
みなさんが思ってるより、ヨガを簡単に教えるは難しいことです。
ここの“簡単に”は、先生が簡単に教えるではなく、生徒さんが簡単にポーズを取れるという意味です。
昨日師匠のレッスンを受けた生徒さんや今日私のレッスンを受けた生徒さんの方々の体験談からすると、
今まで受けてきたヨガのレッスンは自分たちのレベルに合わないかなり難易度の高いレッスンだったようです。基礎ができてないのに、難しいポーズをとろうと思っても、生徒の方はレッスン中に無理をしてしまい、ヨガはとてもキツイ運動だと誤解してしまうんです。
私の師匠のヨガを指導するポリシーは
●怪我をさせない
●とにかく親切に説明する
●わかりやすくポーズを指導する
●無理をさせない
です。
これはとても大事なことです。
ヨガのアーサナの定義は安定した楽な姿勢をキープすることです。
順番を間違えると安定した姿勢が取れないし、無理をしたら楽な姿勢とは言えません。
ヨガの先生は身体の柔らかい目線でポーズを指導すると、生徒さんの負担になりがちです。
私も昔はそうでした。生徒さんからレッスン後はとても疲労を感じると言われることはしばしばありました。
そのタイミングで出会った師匠は今の師匠ですけど、縁があって、一緒にレッスンをすることになり、師匠の指導をみて、こんなに違うんだと実感していました。
これをきっかけに、RYT200を受けることに決心しました。
この2ヶ月の受講で、今はちゃんと生徒さんそれぞれの状態に合わせて、以前よりも丁寧なインストラクションをできるようになりました。
使うポーズも以前より簡単になったのに、
効果は上がった!
楽になってる!
とみんなが言ってくれるようになり、これ以上嬉しいことはないですね(ノ´∀`*)。
これは先日スタジオでレッスンした様子です。
無理はしていませんよ~
かなり手抜きのポーズのように見えますよね?
でも、これでいいんです。
その日の体の状態、その日の調子に合わせてていねいに楽ぅ~に身体を伸ばせればいいんです。
使う筋肉のみに意識して集中し、使わないところはぜ~んぶ力を抜いてしまいましょう。
ポイントを抑えてポーズを取れば、効果はちゃんと出るんです★
私の師匠がよく言ってるのは
人間は力を入れることはとっても簡単できて、でも力を抜くには訓練が必要です。
ヨガは身体を曲げるスポーツではありません。
ヨガ上手に心と体の力を抜くことが大切です。
この前、今一緒にRYT200を受けている整体師の仲間とこんな状態になったりします。
一緒に大の字になってる整体師さんのブログはこれです
いつもゆったりとした無理のない心と体の動きができれば、いつか心身は整えてきます。
中国のことわざでも「物及必反」(ウジービファン)があるように、極端にやれば物事は必ず反動を起こすなのです。
ヨガをされる方はヨガを楽しんで、そして毎日を楽しんでお過ごしください!
*石垣で研修した時に遊びでビーチで拾った珊瑚石で作った珊瑚文字~可愛くて、最後に貼ってみました。